調教第1回目 お馬:ティラミス せんせぇ:M指導員
約束の時間に蹄洗へ行くとM指導員が馬を連れて登場。
M「あ、この馬じゃなくてそこのぶち馬ね。馬装している人は調教チームの人だから。」
ぶち馬を馬装している人がいる。同じく調教チームの人らしい。
頭絡付けに苦戦中(^^;新しいから革が硬い上に、ティラミスには少々小さいようで…
腕力だけはある私が手伝って何とか完成。
M指導員が馬を放牧に出してきて戻ってきた。
M「じゃあとりあえず馬場に出そう」
連れて行くとまぁまぁ大人しい…かな?しかしやっぱりまだ仔馬なだけに少々落ち着きの
ない感じが漂う。
頭絡の上に無口を着けて、無口に調馬索わつけている状態。ハミに調馬索をかけてしまうと
口が硬くなってしまうとかで。まずは引き馬から。M指導員が見本を見せてから
私にやるように言う。
引き馬開始。引き馬はまぁ慣れているのでこなせる。ティラミスも少々たまに大人しくない
けどちゃんと基礎はできているようだ。
M「ちょこさん慣れてるね。じゃあ次は調馬索。」
M指導員がまずは左回りで調馬索を回す。…が!!
どかっ!ばーん!!
馬場付近のウォーキングマシーンに入ったばかりの馬がまぁ元気良すぎて暴れながら
走っている。するとその近くで放牧していた馬がびっくりして同じように暴れだし…
そしてお約束(?)ティラミスもバタつく(-_-;)
M「ちょっと放牧している馬を一旦戻すね。ちょこさん持ってて。引き馬しててもいいし。」
でもティラミス耳をピンと立てて鼻でフーフー言っててまだびくびくしてる。
とそのとき!またもや大きな音がしてティラミス立ち上がる(^^;
…まぁ立ち上がるとか引きずられそうになるとか働いてたときによくやられてたので
別に問題ない(笑)それに、ティラミスは小さいしどうやらあまり力が無いのですぐに
おさめることができた。
M指導員が戻ってきて、私に調馬索をやるように言う。…え?もう一人の人は?(^^;
とりあえず左回りでやる。
M「調馬索をピンと張った状態を保てるように。内回りしてきたら顔の近くで下から上に
向かって追い鞭を振ると外に出る。逆に引っ張るようだったらぐっと握って。
…そう。やっぱり働いていただけあって上手いね。こりゃ教えることがなくて楽だ(笑)」
ティラミス大人しくて調馬索も問題ない。右回りもやらせるけど、左回りよりスピードが
落ちる回数が増えた(^^;
M「コイツ体力ないんだよー。なんか疲れている顔してるよね(笑)調馬索はもういいか。」
調馬索終了でもう一人の人が騎乗する。仮にAさんとする。
A「なんか落ち着きないんだけどー(爆笑)外ばっか見て歩いてる…」
確かに。耳があっちこっち動いて外ばかり見てる。出入り口付近に来ると止まる(^^;
M「常歩だけでいいから集中させて。右回りもやってね。」
ひたすら常歩。しばらくして私に交代。乗ってみると…
な る ほ ど
落ち着きねぇー(笑)ふらふらふらふらふら…(笑)蹄跡ふにゃふにゃ。
隅角を回らせようとしても柵に突っ込んで必ず止まる。何とかこっちの姿勢を正して
わがままさせないようにする。
M「この辺にしておこうか。次にレッスンで乗ってもらうから」
Aさんがレッスンで少しだけ出てみるらしい。これは見なくてはということで
障害の馬場のベンチから見る。
馬場に向かっている間は普通に大人しい。大丈夫そう。でも私が目を離して
た間に何か起こったのか(^^;遠くの馬場からMさんが
M「ちょこさーん!!ヘルメット持って来れるー!?」
ひぃ~…交代ですか。ヘルメット持って走る。
A「常歩すらできないよ~…こんなできないの!?」
そ、そんなに酷いですか…確かに乗る前からフゥフゥ言ってるし目がまん丸で
慣れない部班に興奮しているようだ。
乗って常歩。龍玉の後ろにつく。
M「近づきすぎるとプレッシャーを感じるみたいだから近づき過ぎないように。」
今の時点では体格差のおかげで距離を保ってる。落ち着いたのかいいリズムで
常歩をする。
M「そう。今のリズムで常歩させて。」
と!!次の瞬間
びよーん
立ち上がって尻っ跳ねしてダッシュ!!前の龍玉を内側から抜かしてしまう!
ちょこ「あ~…止まるかなぁ。」
と心の中で思ってるとイキナリ龍玉の目の前で止まりお見合い状態(笑)
龍ちゃんは優しいので
「こんにちはー」
とばかりにティラミスと鼻をつけてまったりし出す(笑)龍ちゃんでよかった…
もう手が付けられないのでここで退場(笑)馬場に入ってから(というより人が乗ってから)
5分ほどで終了…
後ほどAさんと緊急会議(笑)というより残念会…こんなにダメだとは思っていなかったので
二人して落ち込む。
明日、M指導員がどこかのレッスンでティラミスに乗ってくれることになりますた。
ティラミス、恐るべし。